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土木部門 工事実績/イージースラブ橋工法/ジオファイバー工法
イージースラブ橋 Easy Slab Bridge(H鋼桁埋込RC床版橋)

簡単な加工(孔あけ)を施したH型鋼を並べて架設し、桁下面型枠を桁上面から挿入して腹板(Web)に設けた孔に横繋鉄筋を通して、その両端をナットで留め、桁上面鉄筋等を配置して桁間にコンクリートを打設して橋体を築造する複合構造(SRC構造)の橋梁です。
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↑久保橋上部工架替工事(石川県小松市) ↑太郎田橋上部工架替工事(石川県金沢市)
イージースラブ橋の特徴
●低コスト・低桁高
低いコストで低桁高の橋梁が実現できます。
●短い現場工期
従来橋種に比べて現場施工が短期間で済みます。
橋体工(桁架設〜地覆コンクリート打設まで)の施工必要日数は下記のようになります。
イージースラブ橋  7〜10日程度/1連当たり
従来橋種      14〜60日程度/1連当たり
●単純な構造
橋軸方向はH鋼桁断面を鉄筋断面に換算し、RC断面として考えて設計しているので構造が単純です。
橋軸直角方向は、横繋鉄筋と桁上面鉄筋を主鉄筋とし、RC断面として応力度の検討を行ないます。
●支保工が不要
支保工が不要なので、架設資材が少なくて済みます。
●ジョイントレス構造の採用
ジョイントレス構造を採用し、建設コスト及び維持管理コストを削減しました。
走行が良好であり、支承周りへの漏水もなくなるので、耐久性が向上します。
●容易な桁運搬
主桁にはH鋼材を使用しており、桁重量が非常に軽量であるため桁の取扱いや運搬が容易です。
架設現場までの道路状況が比較的悪い場合にでも、用意に運搬が可能です。
●容易な施工
主桁にはH鋼材を用いており、孔あけ作業が主体のため制作が容易です。
現場架設に特殊技術を必要としません。桁をクレーンで吊り上げ並列し、桁下面型枠を桁上面から挿入して据え付け官僚です。
その後、横繋鉄筋を桁腹部の孔に通して両端をナットで留め、桁上面鉄筋と拘束鉄筋を配筋して側部型枠を設置し、コンクリートを打設すれば橋体工が完成します。
●ミニマムメンテナンス
鋼材の大部分がコンクリートで覆われているので、メンテナンス必要部位が少ない構造となっています。
H鋼材には溶融亜鉛メッキ処理または重防蝕塗装を行なっているので、メンテナンス費用が少なくて済みます。
構造イメージ図
↑実験桁制作状況 ↑破壊試験状況 ↑繰り返し荷重載荷(200万回)試験状況
施工フロー
@準備工→
A桁工場制作(孔あけ加工) Bゴム支障設置及び桁加工 C横繋鉄筋設置及び
桁上面鉄筋配筋
F施工完了←E橋面工
D橋体コンクリート
打設
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